ビリーズ・キャンプ・ミーティング

というわけで、アメリカで、とんでもないダイエットが流行っているやうです。

 ビリーより痩せる!? 聖書ダイエット

聖書の教えに基づいたダイエット法が米国を席巻中だ。

同国では『モーセは太っていなかった!』『神の望むボディ』といった関連書籍がベストセラーとなっている。

現在、200万人が実践中という『ハレルヤ・ダイエット』は、数ある聖書ダイエットのなかでも、とくに食事制限が厳しい。

動物から得る食料(蜂蜜は除く)は厳禁で、フルーツ、野菜、シリアルしか食べられない。

アダムが長生きしたのは、食物に火を通さなかったからというのが著者の主張だ。

この聖書ダイエットの成功要因のひとつにグループ・ワークがある。

ダイエットの提唱者たちは世界各国を回り、志願者たちを集めて会合を開く。その集会で古代地中海の食生活を実践し、聖書の一節を朗読するという。

この3か月間で14kgも痩せたカナダ人女性のアンはこう言う。「神が望まれた通りに暮らしているのです。創造主を失望させることはできませんから」

絶対にネタだと思ったのですが、まあ、アメリカのことだし本当なのでしょうね。

思考回路がこれくらい単純じゃなかったら、「ステルス戦闘機作ろう」とか「火星にいきてーなー」とかは思いませんよね。

まあ、冷静に見れば、「とんでもない粗食に耐えるモチベーションを聖書を参照して調達している」だけの話なのでしょう。

ですが、これが「正当な」動機づけ、つまり「真摯に受け止められる」動機づけになってしまうのが、やっぱりアメリカの凄いところですよね。

アダムのような長生きを目指しているようですが、アダムって確か930歳くらいまで生きましたよね・・・

これは「食物に火を通さない」とかそんな牧歌的なことで達成できる寿命なのでせうか。

カナダのアンには悪いですが、なかば才能のような気がするのですが・・・・

カナダのアンには悪いですが、フルーツ、野菜、シリアルだけ食われて10世紀も生きられたら、正直、周りが迷惑ですよね。

カナダのアンには悪いですが、『神の望むボディ』というのも、とりようによっては、何か背徳的というか背教的というか・・・・

カナダのアンには悪いですが、たとえ『モーセは太っていなかった!』にしても、シリアル食ってたから痩せてたわけでもないですよね、たぶん・・・・きっと激しい登山を繰り返したからじゃないですかね。。。