悲劇週間

というわけで、ちっとも黄金じゃない1週間が終わろうとしているわけですが、考えてみたら、毎年黄金週間が終わりかけるたびに「別に普段の一週間と変わらないのでは・・・」ということに思い至る週休五日の悲しい身の上なわけですが、5月から9月までの予定表を眺めてみたら、どうもまばたきする暇もあまりないような感じで、たぶん一日一回できれば良いほうなのではないでしょうか。

数日前から色々な意味で優先事項ヒットチャートの上位を占め始めた翻訳ですが、やっぱり意味も分かるし、正確に訳せるけど、果たしてそれが「平明な日本語」なのかどうかにずっと悩みつづけています。

親分たちが、まずは、ガイドライン的に模範的訳文を示して下さると、見当がついて良いのですが、お忙しそうだし、どうなのでしょうか。

ま、世の中には、
 So this must mean I'm dis-gus-ting
 But it's just me, I'm just obscene
なんて、アホみたいな文を訳すという、村上春樹が「文化的雪かき」と呼ぶものにぴったりの仕事をこなさなければならない人も恐らくはいるわけだし、愚痴愚痴言ってる場合じゃありませんね。

上のような文章の場合、私だったら、ライブドア翻訳に叩き込んでおわりにしちゃいますが、実際に入れてみると、
 したがって、これは、私が反-gus-ちりんであることを意味するに違いありません。
 しかし、それはそうです、単に私、私はまったくわいせつです。
なんて感じで、「いかにもエミネム!離婚→再婚→離婚!!」ってな雰囲気が漂ってきて、決して悪くないんじゃないでしょうか。

あと、辞書と首っ引きになっていると、ひょんなことから、「better dead than red」なんていう慣用句も覚えられて良いですね。

正確に訳せば「赤よりも死を」となり、原義を斟酌しながら訳すと「共産主義になるぐらいなら死んだ方がマシだ」となり、さらに平明さに配慮して訳すと「共産主義になるくらいならば〔核戦争で〕死んだほうがマシだ〔訳注:冷戦時代のアメリカ側のスローガン〕」となるわけです。

さらに、無意味に画像検索なんかしたりするとこんなのもでてきて楽しさ倍増です。



ハンマー持っている兄貴の手の位置が逆だと思いますが・・・・・パルプ・フィクションで日本刀振り回しているブルース・ウィリスと同じ間違いですね。