仙台放銃
というわけで、数日前の夜には仙台の名掛丁という繁華街に立ちつくしておりました。
宴会幹事だったので、お店の外で、皆様をお待ちしていました。
朝は新幹線の事故で、わけの分からない駅で降ろされて、一時間半の行程を5時間もかかって到着するし、なんだかついてない日だな・・・と思っておりました。
広瀬通りに、花京院・・・・おいおい、ジョジョ・ワールド全開じゃねーか・・・ああ、そっか飛呂彦はこの辺りの出身だったな〜、などと思っていました。
すると突然、ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴという奇妙な雰囲気を感じました。
目をあげるとTS先生(スタンド名:カサノヴァ)が、北斗の拳に出てきそうな大きな方と歩いてくるではないですか。
どうやら初めてお会いする方のようですが、5mくらいまで近づいた時に分かりました。
「あっ、『麻雀放浪記』を書いた人だ、野上の坊や哲だ、阿佐田哲也だ!!」と叫んでしまいました。
- 作者: 阿佐田哲也
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 1979/09
- メディア: 文庫
- 購入: 4人 クリック: 154回
- この商品を含むブログ (77件) を見る
・・・でも、おかしいですよね、阿佐田は眠り病という奇病に罹って、還暦くらいで一関で亡くなっているはずです。
で、誰か考えているうちに、TS先生が紹介してくださいました、「彼は世俗化論をやってます」と。
「まぁ、がんばれやぁぁぁ・・・」という有難いまでに薄い反応を頂きました。
・・・・そっか、色川武大ではなくて、AK大先生(スタンド:エリアデ)だったのですね、世界の中心のシンボリズムを叫ぶですね(「エリアデ」ってよいですね、エシデシみたいで・・・よくねーか)。
そんなわけで、さっそくTS先生に世俗化論一発で振り込んで頂きましたので、その後は気にすることもなく、皆様と楽しくお酒を飲ませて頂きました。
親分(スタンド:ウェスレイィィ)も呼びかけ人なのに、ちょっと挨拶したら速攻で大先生の前から離れていらっしゃいましたね。
で、飲みすぎたせいか、せっかくAKD氏(スタンド:バルト)やIM氏(スタンド:ドラドラ)と、AD兄貴を囲んで三次会に行ったのですが、一次会の一刻者とかなんとかという焼酎がまわってきて、後半からは半分意識を失いかけてしまいました(そんなわけで、AD兄貴を囲む会がありましたらどこへでも駆けつけるので、AM君、連絡下さいませ)。
- 作者: 阿佐田哲也
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 1982/05
- メディア: 文庫
- 購入: 3人 クリック: 3回
- この商品を含むブログ (9件) を見る
で、ホテルに着くなりNO氏(スタンド:イシドーマル)から頂いたバファリンとアバロンのミックスチャーをスポーツドリンクで流し込んで寝たのですが、久々に吐き気で目が覚めて、「嗚呼、レッドツェッペリンのドラマーのように死んでしまうんだな・・・」なんて思っていたりして、翌日午前中の松島観光も学会参加も棒に振ってしまいました。
パネル発表の方は、予定通りにつつがなく終わったという感じでしょうか。
時間がおしてしまって質疑にも十分な時間がとれず、特に十字砲火を浴びずにすみました。。。
というわけで、だんだんとスタンド名を考えるのが面倒くさくなってきたので、このあたりで辞めておきます。
それにしても、「スタンド使いはひかれあう」ということを実感した学会でした。