紳士はいつでもストレイツォ
というわけで、11月30日の〆切に向けて、日夜たゆまぬ努力を続けております・・・・YAHOO動画でグラナダTVが制作した「シャーロック・ホームズの冒険」30作品が見られる期間です、目薬さしながら見ています。
昔、NHKでやっていましたよね、狂ったようにはまった覚えがあります。
ホームズの映像化作品は全て見ていますが、やっぱりジェレミー・ブレットが格好よすぎですね。
ホームズ協会だかなんだかは認めていないそうですが、そんな協会はなくなっても構いません。
彼の痙攣的な演技が、あまりにホームズにぴったりです。
「美しき自転車乗り」では、酒場で喧嘩するホームズが見られます。
「これは正当防衛である」と宣言してから、酔っ払って足元のおぼつかない悪役をぼこぼこに殴り倒すシーンが最高です。
さらに、鬱病でジャンキーのわりには殴り方にもポリシーがあるようで、「イギリス紳士は手の甲は使わない。そして僕は紳士だ。だからいつでもストレートだ」と良く分からないことをおっしゃって、ぼっこぼこにしてました、格好良いです。
ジェレミー・ブレットは、父親が陸軍中佐でイートン校出身で、彼自身、どうやらいつでもストレートなイギリス紳士のようです。
ですが、1981年のLAの舞台では、チャールトン・ヘンストンがホームズで、彼がワトソンを演じたという暗い過去もお持ちのようです。
マイケル・ムーアを見た方は御存知のように、ヘンストンは全米銃協会会長ですね。
墓場から蘇って、紳士はいつでも容赦しないストレートな旨をお伝え頂きたいものです。
・・・・ところで、こちらのイギリス紳士も気になりますね。