三度
中世においては、ドミソの和音は「不協和音」だったそうです。
- 作者: 岡田暁生
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2005/10
- メディア: 新書
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恥ずかしながら、今日まで知りませんでした。。。
でも、そうなるとビートルズが大ピンチです。
let it beはもろにミソドで始まっているし、ジョン・レノンのimagineもドミソで始まっていますね・・・・後者は直後がセブンスだから良いのかな、良いわけないですよね。
さらに、リズムに関しても、三位一体を表す三拍子しか駄目だったそうです。
そうなるとLucy in the Sky with Diamondsの最初のほうをやっているしかなくなりますね、ビートルズ。。。
中世に生まれていたら、下手すれば火あぶりになっていたんですね。
っていうか、逆に言えば、中世の教会に行くと、フィリップ・グラスとかジョン・ケージとかマイケル・ナイマンとか武満徹とかエイフェックス・ツインみたいのが、うようよいたのでしょうか。
そんなわけないですよね。
せいぜいマリリン・マンソンみたいのがカテドラルの裏にいるくらいでしょうね。良く分かりませんが私事化の匂いがしますね、しないか。。。
途絶したウェーバーの音楽社会学を引き継いだような研究で、大変面白かったです。
でも、Cメジャーが不協和音とか言われても困りますね・・・・いったい西欧クラシックの社会学的基礎はどこにあるのでしょうか。
ところで、Gマイナーをとりわけ心地よく感じるのは私だけでしょうか。