dry bones
暇そうな顔をしていたせいか、なぜか、ずい分と久しぶりにゼミのリポータになりました。
とはいえ、熱で死んでいたので、慌てて当該論文を読み始めました。
・・・・一読してほとんど理解できませんでした。
テキストは、わりとクールでハードボイルドな西欧系の現代宗教社会学のアンソロジーです。
合理的選択理論なんかには、わりと冷たい感じの応対をする方が多いです。
そんなことは良いとして、当該論文は、なぜか突然、現代アメリカのアフリカン・アメリカン教会のコミュニティ組織に関するものでした。
半分は啓蒙用論文というか、告発系というかなんというか、事実の分析というよりは、もっと政治的かつイデオロギー的な雰囲気です。
で、それはそれで良いのですが、各種のわりと専門的な用語・人名が、なんの説明もなく飛び出すので非常に苦労します。
Million Man Marchくらいならば、ググればなんとかなります。
が、いきなり小文字で「これはdry bonesの現代版である」なんて書いてあったりします。
これがエゼキエル書に出てくる「枯れた骨」というスプラッターなお話だと分かるまで、ずい分かかりました。
キリスト教徒のアフリカ系アメリカ人の社会運動のプロパガンダ論文ならば、キリスト教徒でも、アフリカ系アメリカ人でもない人にも分かるように書かれるべきではないでしょうか。
まあ、私のようなイライジャ・ムハンマドとイライジャ・ウッドの区別もつかないような無教養はそもそもアウト・オブ・眼中なのでせうが。。。