ジーザス検定
ジーザスに関する検定試験があったので、宗教専攻の端くれとして受けてみました。
その前に「世界宗教検定」を受けたのですが、ひたすらに「どこどこの国では〜教が信仰されている」という形式で、3問やっただけで挫折しました。
っていうか、てっきり「世界宗教」検定ということだと思いました。
つまり、キリスト教、イスラーム、仏教を念頭において、たとえばそれらの間に「フォルト・ライン」を設定するハンチントンの立論に関して、クレポンらによる近年の文明の衝突論批判を踏まえながら、その問題点を列挙せよ、みたいなシンプルな問題が出題されるのかと思っていました。
ですが、どうやら「世界」の「宗教」検定だったようです。
「世界」の「宗教」の「分布」が好きな方は、是非挑戦してみてください。
で、件のジーザス検定ですが、問題がなんとも素敵です。
まずは「ジーザスの「本当の」誕生日は?」という軽いジャブから。
うん、てっきりキリスト者を対象にしたものかと思っていたのですが、違うみたいですね。
ジャブとはいえ、まともにくらえば足にもきます。
さらに、ジーザスの血液型と身長と足のサイズを問われるに及んで、明るい部屋で一人後ろを振り返って誰かがタオルを投げ込んでくれないか動揺してしまいました。
とりあえずは「どうやってしらべたのだらうか」と思いましたが、解説によれば、「オビエドの聖顔布」と「トリノの聖骸布」から導いたそうです。
「そうか、その手があったか!!」とは思いませんでした。ヒストリーチャンネルか・・・・
で、とりわけ最後の問題が素敵です。
イエス・キリストの生き方として、下記の選択肢の中であてはまらないものはどれですか?
(1) 悔いのない生き方
(2) 目立たない平凡な人生
(3) 冒険小説を思わせる波乱の人生
(4) 知性的な指導者と情熱家としての人生
正解はなんとなく分かるでしょうが、未受験の方のために伏せておきますが、案の定(1)ではありません。
でも、ジーザスっていったら、やっぱり「悔い改め」でしょう。
年末になるとアメ横の入り口とかに立っていますよね、「やヴぁいぞ、おまいら〜」みたいな方々が。
ご本人がどうかは別として、そのフォロワーには沢山「悔いのある生き方」の先生方がいたわけですし。
ラオウじゃあるまいし、彼の人生には、それなりの「悔い」があるとは思うのですが。
まあ、検索用タグに、キリスト教、宗教に加えて、雑学と精神世界が入っていますしね。
うーん、ネタだよな。。