というわけで、遠足をしてまいりました。

まずは八丁堀にある鉄砲洲稲荷です。

もちろん富士塚目当てです。

さんざん富士塚を見てきたせいか、最近は皆さん「この富士塚はちょっとボディーがないな・・・」とかなんとか、わけの分からないことを言い出すようになっているので、慎重に選定しないとブーイングが起きます。

でも、トップスリーに入るくらいの素晴らしい雰囲気のあるものでした。

特に派手さはないものの、人穴周辺が魅力的でした。


で、そもそも今回の遠足のきっかけになった、親分のお知り合いの方の五島列島の写真展。

銀座の岩崎眼鏡のギャラリーです。

都内のマンションの一室みたいな感じですが、考えてみれば、バブリーな時代には、ハガキ一枚の面積とフェラーリが等価だったようなお土地柄ですので、あれならば広すぎるくらいですね。。

写真は大変素晴らしいもので、現地に行ったことのない学友から、「毎年毎年こんなに綺麗なところに行って遊んでいたんですね・・・」と言われちゃうくらいです。

写真家の方ともお話させていただきましたが、やはりキリシタンの方が数多くいらっしゃっているということでした。

しかも、世界遺産登録が進んでいるので、しばらくするともう写真が撮れなくなってしまうものがいくつもあるそうです。

できるだけ早めに現地に行きたいですね。


で、次は神田祭ということになるはずが、喉が渇いたとおっしゃるので、コーヒーもありますが、キリンの直営店もありますよ、ということを申し上げたら、全会一致でKirinCityへ。

まだ、三時くらいでしたが、素晴らしく晴れた銀座で、隣のルノアールと道行く人々を見下ろしながら飲むビールって最高ですね。

で、あまりに最高すぎて、3時間近く飲んでしまいました。

私なんかは、もう神田祭なんかどうでも良くなってしまったのですが、そういうわけにもいかず、移動することになりました。


神田祭は神幸祭でした。

今年は、170年ぶりくらいに、文化資源学会のご尽力によって、大江山の鬼氏と頭に要石を載せられた鯰氏の引き物が復活したとのこと。

当初は、ポップというよりはキッチュに感じましたが、神田明神の艶やかな建物とは非常に良くあっていました。

文化資源学会は、なんか学会誌の表紙も格好良いですね。


ところで、あまり知られていないことのようですが、AMD氏を苛めるネタがないかと考えていて思い出したのですが、江戸っ子は成田山新勝寺には参拝できないことはごぞんじでせうか。

神田神社は平将門氏を祭る神社で、江戸の総鎮守。

一方、新勝寺は、大暴れした将門を調伏するために、寛朝によって開山されました。

で、将門は今でもわりと東京都民のヒーローなので、成田山に行くなんていうと、ばかやろー、このやろーということになるわけです、いや本当に。

で、結局終電までしぶとく飲んで、成田山のことが引っかかっていたせいか、習志野ナンバーの車に「習志野」に「こころざし」なんて文字を入れた非国民はどいつだっ!みたいなことを叫んでしまいました。

そんなわけで、今週は、本当に週の半分は日付をまたいだ宴会で、残り半分は二日酔いでしたね。。

そういえば、お酒を飲んで面倒くさくなって、写真を一枚も撮らなかったので、誰か下さいませ。。

 貴重な写真が沢山見られますし、御本人にご説明頂けますし、ついでに眼鏡も作れるかもしれません。

 お祭り気分がまた抜けない方は、こちらをどうぞ。

 ちばらき県を馬鹿にするな!という方は、こちらの開山縁起等々をどうぞ。