超遠足

というわけで、先週は、近畿地方を2000km走って参りました、いや、徒歩ではなくて、もちろん車でですが。。。

きっかけは、奈良国立博物館で行われていた神仏習合展がそろそろ終わりだし、大阪民博の巡礼展も終わりだしということで、う〜ん、やたら忙しいけれどいきませうか・・・ということになりました。

とはいえ、5月の観光シーズンでホテルはどこも満杯で、電車で行くと高いし、フットワークが悪くなるので、勢いで、その場にいた7氏とAMD氏の三人で色々と手配して、車で行くことにしました。

火曜日の未明にAMD邸を出て、たしか6時くらいに足柄で止まって、7時半には浜名湖に着きました。

ここまでは超順調だったのですが、名神がなにやらわけの分からない工事をしていて、ただでさえ二車線しかないところを、岐阜の手前あたりから終点吹田まで一車線を完全封鎖していました。

かなりひきましたね・・・・でも、あまりに動かないので一回下に降りたお陰で、名古屋式のど派手な霊柩車を見ることができました。

てっきり名古屋城が走ってきたのかと思ってシャチホコを探してしまいましたが、いや、もう、あれはすごいですね、おちおち死んでいられないくらいの迫力でした。

で、結局、昼過ぎに奈良について、なんかやたらと分かりにくい道でナビと喧嘩しながら、先斗町くらいの狭い道を四駆でちょろちょろと走っていました。

ですが、当然、だんだんと嫌になってきて、なんとなく法隆寺に行こうということになりました。

ちなみに、7氏以外は奈良は初めてです。

その7氏にしても、着いてから昔来たことを思い出していらっしゃいましたが。。なんか奈良って印象薄いですね。

ちなみに私は立山の雄山山頂で昔きたことを思い出しました。。。

それにしても、法隆寺、所蔵品の素晴らしさがずば抜けていますね。。国宝指定だけで107体の仏陀関係者がいらっしゃるそうですが、私のようなど素人から見ても凄いものでした。

あと、突如、7氏とAMD氏が鹿のコスプレをして、フランス人団体旅行客を威嚇していましたが、あれはなんだったのでしょうか。分かりにくいナショナリズムの表出でしょうか。

夜は、親分と昔親分のゼミにいた方と合流して、宴会をしました。

で、親分とホテルに向かったのですが、最初は「ここはどこだ!?」みたいな雰囲気だったのですが、だんだんと蘇ってこられたようで、最終的に今回止まるホテルに以前も泊まったことを思い出されたようでした。

印象薄いですね、奈良。

で、翌朝、朝市で神仏習合展に行って参りましたが、これも素晴らしかったです。3時間くらい、まったく飽きずに眺めてしまいました。

春日大社の鹿の可愛さと、両部神道のブリコラージュにゆんゆん来てしまいました。

で、鹿を苛める間もなく、車を飛ばして午後から大阪・民博に向かい、順調に到着しました。

、なんとその日は休館日。

親分を始め、みんな放心状態で太陽の塔を眺め、このやり場のなさをなんとかしようとリカバリー・プランを考えたのですが、誰も彼も大阪のことを知らない東京育ちで、大阪と言えばナニワ金融道かミナミの帝王か亀田なんとかしかしらないので、とうとう投げやりになってなんでもよくなって、「親父の夢やから〜」とか言いながら大阪城に行くことになってしまいました。

でも、これが意外と面白かったです。

大阪城ホールでミスチルのコンサートがあったらしく、品のないサングラスをかけていたせいか、ダフ屋と間違われるという極めて遺憾な出来事もありましたが。

信長の野望戦国無双に出てくる人の鎧がばんばん飾ってあって楽しかったです、もう一度行きたいとはおもいませんでしたが。

あと、秀吉が建てた大阪城の様子は、実は一切分からないというのは結構ショックでした。。。