リンクワース

先日、英語のテキストを使う他専攻のゼミに出ていたら、リポーターの方がリンクワースという学者さんの議論についてまとめていました。

でも、別にたいしたことを言っていないし、なんかその論旨も今までの他の論者と大差ありません。

っていうか、そもそもどこにもそんな人の名前が出てきていません。

というわけで、原文をたどっていくと、いらっしゃいましたLikewise氏

「けっこう力技かも・・・」って感じでした。。

たぶん怪奇小説好きなのでしょう。

間違いなく彼女は「チャールズ・リンクワースの懺悔」を読んだことがあるのだと思います。

せめて「like wise」→「賢者のように」→→→→「賢者によれば」くらいにおさえて欲しかったですね。

論文に「賢者によれば」ってあったら、なんか良い雰囲気じゃないですか、森の動物会議みたいで。

賢者をさらに「見者」にかえたら、ますます高尚じゃないですが。

怒りのアフガンじゃないほうのランボーが墓場から蘇ってきそうですね、「私は一人の他者なのです」なんていいながら。

とはいえ、私も実際に間違えたことはありませんが、心の中でいつも読み替えてしまう方がいます。

場所を消費する (叢書・ウニベルシタス)

場所を消費する (叢書・ウニベルシタス)

ご存知、ジョン・アーリ氏です。

アルファベットでは「John Urry」なのですが、彼の名前を見るたびに、どうしてもこっちが出てきちゃうんです。

学会発表で「うり〜」とか言ってたら、あまりに格好良いですよね。

まあ、「うり〜」とは言わなくても、「おれは人間をやめるぞ!」みたいになったことはありますが。。

でも、やっぱり冷たいんだろうな。

「ああ、それね、アーリね。ところで〜」とか言われちゃうんだろうな。。。

この前の学会で留学生のTNK氏の直前準備をお手伝いしていて、ツカミとして、せっかく金髪だし、白人だし、黄色いワンピースでも着て行って、いきなり「惣流・アスカ・ラングレーです。この発表の目的は〜」ってやればうけるんじゃないの、みたいな与太を言っていたのですが、あっさり「まあ、それはないね」って言っていましたね。。。

あとは、スパイダーマンですね。

「放射線を浴びた蜘蛛に噛まれ、ピーター・パーカーは壁を這えるようになり、強靭な体力と機敏さ、危機を察知する蜘蛛の勘を得た」

みたいな説明があると、どうしてもトビー・マグワイアよりも、「聖なる天蓋」を思い出してしまいます。

困ったものです。。。