あああ、赤い・・・・

というわけで、23日に渡仏することになったのですが、とにかくやっておかなければならなことが多すぎて、発狂しそうです。

一度、向こうの部屋は見たのですが、何があって、何がなかったのかほとんど覚えていないし。

なぜかザル蕎麦用のザルがあったのは覚えているのですが・・・・他には覚えていません。

で、用事があって北関東を車で走ってきたのですが、田圃の横でおもいっきり急ブレーキを踏んでしまいました。

っていうのも、田圃の中をHideのような赤い髪をした人の首が飛んでいたからです。

「おお、超常現象!!」と思ってちょっと嬉しくなったというのは嘘で、まじでびびりました。

この大きさじゃどうしたってこの恐怖感は伝わらないとは思うのですが、黄昏時のあぜ道を一人で走っていてこれを見かけるとかなり怖いのです。

古めの美容室においてありそうなマネキンの頭部ですね。

人を怖がらせてどーすんでしょうかね。

生首浮いてたって、鳥は怖くないでしょう。

それとも、あれでしょうか、北関東ではいまだに、蛍のなんとかみたいな貧しい兄妹が田畑を荒らしまわって農民を困らせているのでしょうか。。

よく知りませんが、たぶん、民俗学の事典なんかでひけば、案山子とかって、かつては結構な呪術性を持っていたんじゃないでしょうか。

QEDのお兄ちゃんが並べる御託みたいのがありそうですよね。

「案山子は人身御供だったんだよ」
「えー!?」
「元々は、本当に人を串刺しにしていたのさ」
みたいな。

でも、この現代の案山子は、呪術を通り越して、なにやら怨念のようなものを感じてしまいます。