てつや〜〜
というわけで、最高気温5度、最低気温マイナス2度になりました。。
さむすぎる。。。
なんで冷蔵庫使っているのか、しばらく考えてしまいました。
ところで、Web 2.0提唱者が「新聞なくなる」とかって日本で与太飛ばしているそうですが、もう、先進国が羨ましいです。
フランスじゃありえません。
ある学友は、パリのど真ん中に住んでいます。
まさに、ザ・パリみたいな場所のアパートの五階に住んでいます。
で、アマゾンで本を買うわけですよね。
そうすると、どうなるか。。
上に持っていくのが面倒くさいらしくて、部屋にいようがいまいが不在届けを入れてくれるそうです。
もちろん、再配達なんてお洒落なものは、フランスじゃあ、アマゾンに限らずありえません。
パスポート持って受け取りにいくんです。
で、とうぜん、そこには、ソ連に初めてマクドナルドができた時のような行列があるわけです。。
結局、日本人くらい几帳面な人がそろっている国じゃないと、ネットだけで全てをすますなんて日は来ないと思います。
有名なことですが、フランスに日本の郵便局からEMSという方法で荷物を送ると凄いそうです。
非西洋的な名前で「なんかこれ、面倒くさいじゃないの」となると、そもそも一回目の配達すらしないそうです。
当然、不在届けすら入らず、しばらくすると、その荷物はまた海を渡って日本に帰っているそうです。。。。
オライリー氏によれば、新聞記者とブロガーの垣根はなくなるは、新聞記者はフリーランスになって、毎日違う新聞で書くようになるそうでうす。
そんなわけないですね。
昨日日経に書いていた人が翌日東京スポーツに書くわけですね。名誉編集長ビートたけしですよ。
で、一昨日産経に書いていた人が3日後に朝日に書いているわけですね。各方面から苦情がくるんじゃないでしょうか。。。
ル・モンドの記者全員フリーランス化するって言ってら、どれくらい盛り上がるか分かりませんよね。
だいたいネット上の情報ですましているのなんて、ニートと院生くらいではないでしょうか。
暇がないと、これほど情報収集効率が悪いメディアの相手はできませんよね。
新聞の利点は「なにもかも書いるわけではないこと」なのではないでしょうか。
あとは、信用度でしょう。
別にテレビというメディアが情報媒体として優れているから、みんなテレビのニュースを見ているわけではないですよね。
その背後の組織が(ブロガーよりは)信頼できるから、見ているわけです。
だから信用しない人は見ないわけだし。
ちょっと前だったら、この格付けは、ラジオ>新聞>テレビくらいだったんじゃないでしょか、戦争に負けたころとか。。
いずれにしろ、どう考えても「ネットの出来事自体も、テレビか新聞で取り上げられて初めてニュースになる」という状況だと思います。
ニュースで大事なのは、そのニュースがなんなのかではなくて、そのニュースを誰が言っているのか、ということですよね。
権威と正当性の問題です。
こういう「ネットの進展で従来の方法がなくなる」的な話ってのは、まだ言っている人がいるんですね。。
先進国のそのまた一部の人の妄想です。
この国なんか、「スト情報を聞くための電話がストで閉鎖」されていますからね。
サーバーはその前から落ちてるし。
ちなみに私の主要情報源は、日本では別所哲也(J-WAVE)で、フランスでは友達とのひそひそ話です。。。
そこらの小学生よりも世事に疎くなりつつあります。。。