24

というわけで、今日は、赤穂浪士が早起きした記念日なので、負けずに異様に早起きをして滞在許可証の申請をするつもりだったのですが、特に恨み辛みはないので、当然、半端に寝坊して、朝一というわけにはいきませんでした。

なんでも、ストの影響もあって、普段でも混んでいるのに、今年はとりわけ酷かったそうです。

朝五時から寒空の下で並んだのに施設に入ることさえできなかったとか、入れても6時間またされたとか。。

そんなわけで、面倒くさいこともあって、原則的には入国後8日以内にやらないといけないのだそうですが、今日行ってきました。

で、通常ならば、この窓口での攻防がなかなか凄いのですが、今回は、時間をかけたぶん書類を完璧に揃えたし、質問にも完璧に答えたので異様に早かったです。

入口から入って、健康診断の予約をとって出るまで24分で済みました。

あまりに微妙な時期の微妙な時間帯だったために、誰もならんでいなかったし。。

なんだか、申し訳ないくらいあっさり終わりました。

まあ、ただ、シテ・ユニヴェルシテという駅名の横に「パリの限界」とか書いてあるような所まで出張ったので、これくらいじゃないと困るのですが。


フランスでの滞在許可証の申請というのは、冗談抜きで、これのせいで欝っぽくなる人が出るくらいに面倒なものです。

なので、待合室にいる人は、国籍問わず悶々としています。

とりわけ、ラテン系の人々、今日は隣の窓口でエル・サルバドルの方が困っているようでしたが、その悶々の仕方が、いかにも悶々としていたので、本当に悶々だよなーと思いました。

最大の原因は、窓口の人によって、毎回言う事が異なるということでしょう。。。

母親の旧姓まで要求されることすらあるそうですから。。いったい、何に使うのでしょうか。

フランスの留学生のドラマをとるとすれば、間違いなく、これが最大の山場になるのではないですか。。

とはいえ、24並に重要事項があっさり終わってよかったです。

いま、フランスでは、シーズン5かなんかがやっていますが、主人公が、それも体制側に属する主人公が、これほど男女問わず人を拷問するドラマってのはこれまでなかったですね。

時間の制約があるので、とにかく拷問しかないのでせうが・・・・


というわけで、あとは、一月末の健康診断です。

これは、写真家の友人から、息を思いっきり吸い込まないと肺に影が映って係を動揺させられるよ、という裏技を聴いているのですが、発動しようかどうか考え中です。

なにがすごいって、肺に影があろうがなんだろうが、滞在許可証はでちゃうんですよね。。