難民聖地・・・・

というわけで,とってきた写真を復習していたのですが,客観的にみるとなかなかハード・ボイルドな聖地です。

ここは滞在型聖地なので,1〜2週間くらい各国の巡礼者が一緒に暮らすことになります。

一番上は難民キャンプのようですが,巡礼者のテントです。

夜中までニルヴァーナの弾き語りが聞こえてきたりします。

楽しそうに聞こえるかもしれませんが,夜中の聖地のニルヴァーナはかなりむかつきます。

また,歌っている人がたいていはカート・コベインというよりは,サンボマスターなのも怒りに拍車をかけます。

食事の風景。。

基本的に社会主義国のマック状態です。。

とはいえ,社会主義同様,決して平等ではなく,力の強いやつが沢山とります。

ちなみに「力が強い」というのは「白人・男性・大人」ということとほぼ同義です。

で,三度の食事のたびに大行列するのですが,当然,狙ったようにはげしく雨が降ってきたりするわけで,そうなると,もう阿鼻叫喚です。

スープを飲んでるのか,雨を飲んでいるのか分からない状況です。。。

雨って意外と美味しいです。

座れる場所も限られているため,だいたい立ち食いになります。

主食がパンの立ち食いというのは,かなり難易度が高いです。

雨の後には,こんなものまで出てきます。。

写真だと綺麗に見えますが,現場にいるとちっとも癒されません。

「直接的被害のない天変地異」くらいにしか認識されません。

とにかく,ライフラインの奪い合いと天変地異が激しいので,オシム・サッカーについていけない最後まで走れない巡礼者は,可哀想な感じで部屋でぐったり放心したりしています。

巡礼,最高ですね。。。