帰国しました!

とか、今さら書いても遅いですよね。。

中国産以外のお米が毎日食べれて、電車が時間通りに来て、店員がおつりを投げたりしなくて、19時すぎでもお店が開いてるという祖国の繁栄ぶりに喜んでいて、ブログとか書くの忘れておりました。


帰国してすぐにはD兄貴のご発表を拝聴しにぎろっぽんへ行って、学会発表とかにエントリーしてしまったことを後悔していました。

なんというか、フランス研究の王道というか、覇道のようなものを見せて頂きました。。自分は、この道のあとを、指輪物語に出てくる無類の指輪好きのなんか気持ち悪い生き物みたいにブツブツ言いながらひょこひょこついていこうと心から思いました。

でも、久しぶりに研究会的な雰囲気も味わえましたし、しかもなんか見たことがある人がいると思ったら親分だったりして、さらに発表席の正面で寝ている瞑想している人もなんか見たことあるなと思ったらTS親分だったりして、「日本てすごいな」という感想を持ちました。


そんなこんなで、どきどきしながら名古屋に行ったのですが、とりあえず、初めて使ったパワポが滞りなく動いてくれて良かったです。。。

パワポを自分で操作しながらだと端っこから話すことになるので、パワポ操作は発表10分前くらいに7氏にお願いして、さらに会場担当者の方々に講壇も動かして頂くというドKYぶりを発揮させて頂きましたが、海外ボケの粗相ということでお許し下さい。

発表には敬愛する兄様方もわざわざ足をお運び下さったお陰で、死ぬほど緊張したまま御報告することができました。。。

なんというか、兄様方の御尊顔を見ると、それぞれの方のブログが目に浮かんできてしまって、「もう、続きはブログのコメント欄でお願いします、堪忍や・・・・」と言って逃げ出したくなりました。

「この聖地どうよ・・・」と思われた方が大部分だったと思いますが、ご指導ありがとうございました。褒められて伸びる子ですので、今後ともよろしくお願い致します。


で、初日の夜は、生まれてはじめて「スナック」という悪所に連れて行って頂きました。。

一言で言うと、「昭和の負の遺産」といったところでしょうか、あるいは「The 場末」。。。

明らかにグランママな方をママと呼んで嘘をついたり、料金がちっとも明朗でなかったり、カラオケがあるのに個室にくぎられていなくて他にも人がいたり、頼んでもいないものがきたり、客が座る所に変な荷物がやたらつんであったり、Dr.コパじゃなくても風水の悪さを感じてしまったりと、大人の不条理な世界を垣間見させて頂きました。

知らない人たちがいるところで爆音で「さざんかの宿」を唄っても、なんでその知らない人たちは怒りもしないで、むしろ拍手をするのだらうか、なに、このコミュニタス?という疑問を、翌々朝、やっぱり平成から取り残された昔ながらのわけの分からない喫茶店で名古屋式のモーニングを食べながら親分に素直に投げかけてみたところ、「それは、今度はその知らない人たちが唄った時に拍手を貰えないからだよ、おまえKYだな〜」という目からウロコなお答えを頂きました。

さらに、料金が明朗ではないように思えるのは、スナックの場合、「チャーム代」なるものが乗っかってくるからなのだそうです。。

これは「チャームなんて頼んでねーよ、どこにもねーじゃねーか」と言っても許してもらえるわけではなく、どうやら、ママの愛情代的なもので、マクドナルドだとタダのやつみたいですね。。。

このチャーム氏は非常に社会学的可視性が低いし、一方で可視的な部分はどうもちょっとあれな感じなわけで、そして人間見えるものについつい囚われてしまうのでやっぱり抗議したくなるのですが、私はAD兄貴に御馳走になった身なので、こんなこと言えた義理ではないのですが。。。

でも、チャームってどっからきているのでしょうか。「チャーミング」が転化したものだったら、すごく嫌です。。。