投擲系

というわけで,つい先日,学友とうろうろして,ビール飲んでクダを巻いてたデパートでダイナマイトが見つかったそうです。

パリ中心部にあるデパート「プランタン」内の男性用トイレなどで16日午前、ダイナマイトとみられる爆発物5個がみつかり、パリ警視庁は店内から客を退去させ、周辺に一時非常線を張った。

内務省の調べによると、爆発物には発火装置はなく、威嚇の可能性が強いとみて調べている。

爆発物のわきには、「アフガニスタン革命戦線」と名乗る組織による「仏部隊は来年2月までにアフガンから撤退せよ。さもなければ次は警告なしで爆破する」との主張が書かれた紙が置かれていた。また、AFP通信も同日、同組織から「数個の爆発物を仕掛けた。仏部隊はアフガンから撤退せよ」とする手紙を受け取ったと発表した。

フランスは今春アフガンへの増派を決め、現在約3000人の部隊を派遣している。

プランタンはオペラ座の近くにあるパリの4大デパートの一つで、日本人観光客も多い。爆発物発見当時、周囲はクリスマス前の買い物客でにぎわっていた。

Des bâtons de dynamite découverts au Printemps-Haussmann, revendication d'un groupe inconnu

こっちの記事によれば,この組織は,これまではまったく知られていないグループだそうです。

発火装置はなかったと言っても,たぶん,ダイナマイトの方は,「ダイナマイトのよなもの」ではなく,「本物」だったわけですよね。

けっこう,おっかねーな。

ダイナマイトじゃなくて,投擲系の武器である「靴」をエリゼ宮かどっかに仕掛けるんじゃだめでしょうか。

トイレいって,靴が5個も仕掛けてあったら,結構怖いですよ。

「一足たりない」みたいな怖さがあります。


非難時にはエスカレータを逆行した人もいたそうで,完全にパニックですね。

サルコジタソは,「慎重かつ冷静にしてろ」みたいなことをストラスブールから呼びかけてくれているらしいですが,あの,ソルドですげー買いたいものがあったんですが,慎重かつ冷静に買いに行けば良いのでせうか。。。

で,テロに対する警戒を強めて毅然として対抗するそうですが,毅然としないで欲しいですね。

撤退してください,買い物ができなくなるんで。。。


また,記事の最後で,プランタソの店員が,「誰も教えてくれねーから,逃げ遅れたじゃねーかよ〜。会社にとっては俺たちなんかどうでもいいんだろ〜」とかキレちゃっています。

が,これはこれで,意味不明。

普段のフランスのやり方からして,緊急時だからって速やかにいくわけないじゃん。

ひょっとして,命の危機の時には,速やかにその旨伝達されるとでも思ってるのでせうか。

ここは消防署がストする国です。

この店員さん,あまりフランスのことを知らないんではないでしょうか。。。

それとも,「24」とかの見過ぎでしょうか。。。


あと,四大デパートとありますが,やっぱ他のにも近づきにくくなりますよね。。

残り三つって,たぶん,ラ・ファイエット,BHV,ボン・マルシェなのでしょうか。。

フランスの建物って古そうだし,地震とかもないから,日本の建物よりも弱そうですがどうなんでしょうか。

というのも,調査地の一つがこのうちの一つの世界一古いデパートに隣接しています。

「並びにある」とか「近くにある」というレベルではなく,文字通りの「隣接」です。

さらに言えば,包囲されている感じなので心配です。

真横は食品館なのでワインが降ってくるくらいならば良いですが,調査地の方も古い修道院だし,万が一被害が出たらすごく嫌です。

というわけで,私の買い物とフィールドワークのために,速やかにとは言いませんから,撤退してください。