いー

というわけで、諸般の事情から移動の多いジプシー・キングスな人生が数年続きそうなので、イー・モバイルに加入してみました。

「人が集住しているところならばだいたいOK」という説明とともに見せられたアクセス可能エリアが赤くなってる地図で確認したところ、まあ、だいたい人がいない所には行かないので大丈夫そうでした。

でも、その地図、なんかの本でみた犯罪率急騰地図とだいたい分布が同じような気もします。

というか、手続きの間中、その地図を見てたのですが、大都市以外はなんか残念な感じですね。

たとえば、北海道だと、夕張とかの道央あたりは壊滅的です。

でも、網走のあたりは真っ赤ですが、これ、なんなのでしょうか。

人より牛とか蝦夷鹿とかジャガイモのほうが多そうな場所ですが。

ある建物では、たしかに「人が集住している」とは思いますが。

あれでしょうか、お勤めを終えた兄貴かなんかをお迎えにあがるのに、外で待ってる間、ヤフーでニュースとかチェックしたりするのに必要なのでしょうか。


しかし、これで大学以外でもネットを触れるようになって助かります。

大学の院生室では、自分の席のすぐ横に共有PCが置いてあって、使おうと思えば24時間いつでも使える環境です。

でも、今年の新入生に大変まじめな方がいらっしゃって、その方の席がPCの真後ろで、そこで露西亜神秘主義なんかを研究されているわけです。

いっぺん、露西亜語で何かを書かれていたので、「あ〜〜〜、もなーの口だ〜〜〜」と構ったところ、

「はい、デーですね、すいません、いま、忙しいんで(∩゚д゚)」

みたいな恐ろしく大学院生な反応が返ってきて、それ以来、横では静かにしていることにしていました。

それにともなって、それまでそこで見ていたようつべとかニコニコとかブログとかも自粛せざるをえないようなプレッシャーを感じていたわけです。

でも、これで、非常階段にいって、いつでも残念なサイトが見られるようになりました。


で、残念といえば、昨日また、われわれの院生室の真横の窓からゴー・ゴー・ヘブンを試みて、窪塚洋介みたいなことをした方がいたそうです。

顛末は存じ上げませんが、本当に困りますね。

昨年9月の学会前日なのにまだ全然準備できてなくて、さらに懇親会出席者にはディナー・チケットを渡すとか言い出したネジの緩んだあんちゃん相手に喧嘩もしなければならないクソ忙しい時にも、あったばかりなのに。

これでまた、くそ暑いのに、塀の中みたいに、また窓がロープで縛られて開けられなくなるのでせうか。

数年前に一度、台湾からの留学生の先輩に風水を見てもらって、「ここ、最悪ね、窓の近くに赤いものを置いて邪気を跳ね返したほうが良い」みたいなことをおっしゃっていました。

でも、赤いものって『宗教学辞典』以外にないなと思って、

苦肉の策で、某共産圏からの留学生の席を窓際にしたりしてたのですが、

こんな応急処置じゃだめだったのでせうか。