ちゅにちゅに

というわけで、いまさら言うことでもありませんが、私はかなりきれい好きです。

院に入りたての頃、先輩に嫌いなものはと聞かれて「御師宿」と即答していたような残念な子です。

幼少の頃から、旅行と言えば、もっぱら欧州でした。

河原でキャンプするくらいなら、河原町でジャンプしてる方がましです、意味分かりませんが。。

10歳で「生涯にわたって先進国以外には行かない」と決意して以来、やむなく足を踏み入れた非先進国は、シンガポールと香港と南千住くらいです。

とはいえ研究の都合上、やむなく「先進国の聖地」ならばウォシュレットがなくても我慢してきました。

しかし、いろいろあって、今年の冬にチュニジアへ行くことになってしまいました。

絶対世の中そんなに甘くないと思って、「アゴ・アシ付だったら是非行きたいのですが・・・・」などと軽口を叩いたのが失敗でした。

チュニジア・・・・・・

どこだ、それ?

アフリカ・・・・・・ん?

もちろん、移民研究の本では必ず言及されるし、アルジェリアとリビアの間にくっついていることは知っています。

しかし、私の心象世界地理のなかで、これまでチュニジアが確固たる位置を確保したことはありません。

しってるチュニジア人といえば、イブン=ハルドゥーンくらいしかいません。

たぶん、故人ですよね。

2週間弱くらいだそうですが、その間、研究発表もしなくてはなりません。

なにより、心の準備ができていません。

現地集合・現地解散だそうですが、

空港出て、通常ならばタクシーが客待ちしていることろに、こんなランドスケープが広がっていたらどうするのでしょうか。

ちなみに、この写真、tunisiaでググったら出てきました。

どれに乗ればいいのでしょうか、今から不安です。

そもそも、こういう景観に反応するためのシステムが私にはありません。

Vistaみたいにカタカタいって反応しなくなるでしょう。

2週間、砂時計がでっぱなしでしょう。

オリエンタリストとでもなんとでも、呼んで下さい。

慣れてないんだから、仕方ありません。

チュニジアディナールは72円だそうです。

安い気もしますが、1ディナールで何が買えるのでしょうか。

ああ、困った。。。

酒って飲めるのでしょうか、、、お酒に頼るしかないじゃないですか、だってアフリカですよ。

アマゾンで検索しても、ガイド以外でチュニジアの本となると、

不破哲三チュニジアの七日間』

くらいしか見当たりません。

うーーん、結構読みたい。

というわけで、アラビアのロレンスみたいなスカーフがものすごい勢いで欲しいです。