あけましておめでとうございます
というわけで,調査の関係上やむをえず某王国で年越をして参りました。
この王国を訪れるのは何度目かですが,パリから正々堂々とTGVタリスに乗ってその首府を訪れるのは初めてのような気がいたします。
1週間近く滞在して,色々ありました。
甘味さえあればいいのだという刹那的な食事情や,
世界一ビールを消費してしまう霊的な飲酒事情や,
ヴィクトル・ユーゴーだかジャン・コクトーだかの文芸系職人が「世界一美しい広場」と呼んだそうですが,ヨーロッパにいくとわりとどこにでもあるような気がする広場とやっぱりこの時期どこでもやってる気がするライトアップや,
やはりヨーロッパだとだいたいどの街にも一つはあるように思われる「ヨーロッパを代表する大聖堂」や,
一日中零下な気温や(電話番号が書いてあるのですが,ここにかけると温度上げたりしてくれるのでしょうか・・・・),
バッキンガム宮殿以来のRPGの王宮をイメージしてくるとすげーがっかりな王宮や,
場所柄仕方ないのでせうが,王立のくせしてシュルレアリスム関係がやたらと充実している澁澤的偏向が見受けられる美術館や,
かの有名な排泄王子の銅像など,多くの感銘を受けてまいりました。
(なんでもこの銅像の由来は,戦争の時に敵が投げ込んだ爆弾の導火線を王子が排泄で消して見せたことにあるとかないとか・・・・そのせいで,少し威張ってる感じなのでせうか。ちなみに,1mくらいはあるものと思っていたのですが,20cmくらいだったような気がします)
しかし,もっとも大きな感銘を受けたのは,今回の王国潜入後,最初に見つけた落書き。
・・・・・・・・・これ,親分じゃねーの?
ベルギーって野球やるの?
張本もアントワープあたりにいたりするのでしょうか。。。