コピーで仕上げるタイプ
というわけで、パリ第8大学では30本中10本の修論がコピペで、さらには博論もコピペでいけちゃうそうです。
フランスの高等専門大学の副学長で、研究者でもあり、同時に科学研究雑誌の編集者を務める人物は、フランスのある出版社から出た本の一章をまったくそのまま英語に直し、自分の名でイギリスのマックグロウ・ヒル社から出版した
せめて、英語→仏語だったらバレなかったかもしれないのに。
だいたい、ほんとに自分で英文仏訳したんでしょうかね、フランス人。
さらには、こんなタイプの先生もいるそうです。
2008年、ダルドゥ氏は同じ学部の学生の博士論文の9割が、「コピー・貼り付け行為」で作成されているのに気付き、あまりのひどさに大学の研究議会に訴えた。その結果その学生の博士号は取り上げられた。
「これでほっとした。ところが、この学生を指導した教授もコピーで自分の論文を仕上げるタイプで、研究議会は大学の新教授指名委員会長にこの教授を任命したのには、がっかりした」と話す。
博士論文の9割がコピペって・・・・むしろ「残りの1割」に何が書いてあるのかが気になります。
それにしても、コピーで仕上げるタイプって、すごいタイプの先生ですね。
この先生に「論文の書き方教えて下さい」とか聞くと、「ググれカス!」とか即答されるのでしょうか。すごく会ってみたいです。
しかし、このニュースでもっとも気になるのは、一番最後のスイスのお話。
スイスでは、ゆっくりだが、確実に阻止運動が進んでいる。
プロテスタントの社会では、同僚の間でこうした話をすることはなかなか難しいが、しかしこうした行為を行った大学関係者はやがてその代償を支払うことになると思う
なんで「プロテスタントの社会」ではこうした話をすることはなかなか難しいのでせうか。
これひっくり返すと、カトリックの社会では話しあえるということですよね・・・
「プロテスタンティズムの倫理」と「論文コピペの精神」の間には選択的親和性がある、という論文書いてみやうかな。
>AKD氏 というわけで、スイスの新教どうなんでせうか?