Mirama

というわけで、夕方、コント氏の前でWN兄様と待ち合わせして、1664を飲ませて頂いたあと、カルチェ・ラタンの酒家に連れて行って頂きました。

美麗華酒家という素敵なお店で、ベルヴィルやアール・ゼ・メティエに多いような気合だけで食べる中華ではありません。

フランス語だと、なぜかMiramaになるようです。

もちろん、気合で食べるお店も好きです。

学友と良く行きますが、完全に東洋人だけに囲まれて、なんだか日本の伝統的な居酒屋にいるような感じで、異常に落ち着きます。

パリでこんなに落ち着いても良いのだろうか、というくらいに落ち着きます。

さすが場所が場所だけに、雰囲気も良く、味も大変上品でした。。

また、兄様の研究のお話も、ちょっとだけお伺いできました。

相変わらず貴重な情報を色々と頂いて、さらには郷愁を慰めるために「ドルアーガの塔」まで貸して下さって、さらにさらにご馳走して頂きました。

ちょうど先日、シムシティに飽きてきて上北沢シティを崩壊させた所なので、ちょうど良かったです。


ところで、兄様の研究をお伺いしている時にちょっとだけ思い出したのですが、野ばら氏の最近のインタビューを読んで、毎度毎度のことながら吃驚しました。

どうやら、裁判では、薬物をやりながら作品を書いたかどうかが問題になったそうです。

それって大事なことなのでせうか。

薬物の影響下で書かれたかどうか、なんてことは公にしなければならないようなことなのでしょうか。

日本の官憲は、薬物の影響下に作られた作品を焚書でもする気なのでしょうか。

もちろん、そうだというなら、徹底的に筋を通して欲しいですね。

折口信夫からウォルト・ディズニーまで、ローリング・ストーンズからコッポラまで、ミシェル・フーコーから坂口安居まで、徹底的にやるのが筋ってもんでしょう。

でも、「死者の書」っていって、電グルのそれしか出てこなくなる世界で良いのかな。。。良いのかも。